飯田橋駅近くにある、飯田橋ギンレイホール。 1974年にスタートした名画座で、ロードショーが終わった映画を2本立てで上映している。 2本立てで1500円とお得なのだが、ギンレイシネマクラブの会員になると、年会費10500円で1年間映画見放題。 私もさっそく会員になった。

ギンレイホールの映画のセレクトはなかなかおもしろく、今週はフランス映画2本立て。 次週はドイツ映画。 もちろんハリウッド映画も上映するが、メジャーな作品だけでなく、ちょっとマイナーな映画も上映している。 2週間ごとに上映作品が変わるので、毎週1本ずつ作品を見ることができる計算だ。

最近は映画を映画館で観る回数が減ってしまい、家で映画を観ることが増えたが、やっぱり映画は映画館がいい。

今日観た作品はPARIS(パリ)。 セドリック・クラピッシュ監督の作品で主演はジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス。

パリに住む人たちの日常とその人々の喜びと哀しみに満ちた人生を切り取った物語。 その人たちはマルシェで働く人たちだったり、ソーシャルワーカーだったり、大学の教授だったり、カメルーンからの移民だったり。 そして彼らの日常はありふれたものだけれども、みんなパリを舞台に懸命に生きている。

パリは決して楽に暮らせる場所ではない、と思う。

美しい街で、旅人として訪れるなら、本当に素晴らしい場所。 でも、きっと、生活者としての現実は厳しい。

長い歴史の中で多種多様な文化や人々を受け入れてきたこの街は、日本にはない懐の深さを持っていて、 それに人々は惹きつけられるのかもしれない。

前回パリを訪れてたとき、そう感じたことを思い出した。